京都・祇園祭「宵山」、小雨のなか「コンチキチン」…きょうから山鉾巡行

宵山を迎え、山鉾を見物する大勢の観光客ら（１６日午後、京都市下京区の四条通で）＝川崎公太撮影

　古都の夏を彩る京都・祇園祭は１６日、 前祭 （さきまつり）の 山鉾 （やまほこ）巡行前夜の「宵山」を迎えた。

　豪華な 懸装品 （けそうひん）で飾られた山鉾が立ち並んだ京都市中心部の四条通周辺は歩行者天国になり、「コンチキチン」の祇園 囃子 （ばやし）が響いた。この日は時折小雨が降ったが、多くの浴衣姿の観光客らがそぞろ歩きを楽しんでいた。

　山鉾巡行は１７日午前９時から行われ、２３基が都大路を進む。