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イスラエル軍、ハマス軍事部門の指導者の半数を殺害と発表…攻撃を正当化か

読売新聞 / 2024年7月17日 10時41分

16日、ガザ中部でイスラエル軍に空爆された国連学校の様子を確認するパレスチナの人々=ロイター

 【エルサレム=福島利之】イスラエル軍は16日、パレスチナ自治区ガザで続く戦闘で、イスラム主義組織ハマスの軍事部門の半数にあたる指導者を殺害し、戦闘員1万4000人を殺害するか拘束するかしたと発表した。ここ数日の南部ハンユニスのテント群や中部の国連学校への空爆で多数のパレスチナ人が殺害され、国際的な非難が高まる中、ハマスへの攻撃を改めて正当化する狙いとみられる。

 イスラエル軍は、軍事部門カッサム隊の副司令官マルワン・イーサ氏を3月に殺害し、ガザ中部旅団司令官のアイマン・ノファル氏ら6人の旅団司令官も殺害したとしている。ただ、13日にハンユニスを空爆して殺害を狙ったカッサム隊トップ、ムハンマド・ダイフ氏の生死は依然、不明だ。

 ガザでは約3万7000か所を空爆し、2万5000か所以上のハマスの施設やロケット砲の発射拠点を攻撃したとしている。

 イスラエル軍は、病院や学校、人道避難施設を隠れみのにしているハマス戦闘員の発見を重点的に進めていると強調した。軍は「ハマス指導者の追跡任務を続ける」との方針を改めて表明した。

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