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トランプ氏銃撃、ネットに「陰謀論」…偽写真や誤情報のSNS投稿続々

読売新聞 / 2024年7月17日 15時0分

米ペンシルベニア州バトラーで銃撃された後、警護官に囲まれながら拳を上げるトランプ氏(13日)=AP

 【ミルウォーキー=田島大志】米ペンシルベニア州で13日に共和党のトランプ前大統領が銃撃された事件を巡り、インターネット上で誤情報や「陰謀論」が出回っている。

 事件後、銃撃を受けたトランプ氏を囲む警護官がほほえんでいる画像がSNS上で出回った。AP通信が配信し、事件を象徴する写真として話題になった画像を加工したものだ。

 このニセ写真を巡っては「警護官が意図的に銃撃を許した」「事件自体がトランプ人気を高めるための演出」などの見方が噴出し、世論の懐疑心を増幅させた。射殺された男とは別の男性の写真を「容疑者」としてSNSに投稿した例もある。

 X(旧ツイッター)は、こうした写真に「デジタル加工されている」などと警告を添える対応をしてはいる。だが、Xのオーナーのイーロン・マスク氏が、警護官の対応を巡り「極度の無能か、それとも故意か」と投稿したところ、9000万回超、閲覧されており、米メディアは世論に影響を与えていると指摘する。

 様々な情報が飛び交うのは、事件の容疑者が射殺され、動機や背景の解明が進まないことも一因とみられる。サイバーセキュリティー専門家のクリス・クレブス氏は、米CBSニュースに「答えのない『灰色の空間』では、誤情報が空白を埋める恐れが高まる」と指摘した。

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