1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

米球宴初出場の今永昇太、きっちり三者凡退に仕留め「夢のような感じ」…大谷翔平は「本塁打王」の力見せつける

読売新聞 / 2024年7月17日 13時49分

オールスター戦の4回に登板し、1回無安打無失点に抑えた今永=USAトゥデー

 【アーリントン(米テキサス州)=帯津智昭、平沢祐】米大リーグは16日、アーリントンでオールスター戦が行われ、4年連続の出場となったドジャースの大谷はナ・リーグの2番指名打者で先発出場し、三回に3ランを放って2打数1安打3打点だった。七回に代打を送られて交代した。同じくナ・リーグでカブスの今永は四回に登板して1回を無失点。試合はア・リーグが5―3で勝った。

 メジャー1年目で選出されたカブスの今永は、四回に出番が回ってきた。「自分の全力を出そう」と意気込んでマウンドへ。キレのある真っすぐを軸に、きっちり三者凡退に仕留めた。低めの変化球で空振り三振を奪う場面もあり、好調だった前半戦を示すような堂々とした投球ぶりだった。登板後は、「夢のような、ふわっとした感じ」と特別なマウンドを振り返った。

 前半戦終了時点でのナ・リーグ「本塁打王」の力を見せつけた。ドジャースの大谷がオールスター戦で自身初の本塁打。ベンチに戻るとずらりと並んだ他チームのスター選手たちに笑顔で迎えられ、ハイタッチを交わし、頭をポンとたたかれる手荒い祝福も受けた。

 初回は四球を選んで、三回無死一、二塁で迎えた第2打席。右腕ハウク(レッドソックス)が投じた2ボールからの3球目、真ん中やや低めに甘く入ったスプリットをとらえた。打球は右中間に飛び込み、飛距離400フィート(約122メートル)の3ランとなった。自身2年ぶりのオールスターでの安打でもあった。

 現在、リーグ1位の29本塁打をはじめ、打率3割1分6厘(リーグ2位)、69打点(同3位)と、三冠王も視野に入る成績を残している。オールスターでも試合前は、レギュラーシーズンと同じように、グラウンドでの打撃練習には参加せず、室内で調整した。「一打席一打席、集中しながら、自分の持っているものをしっかりと準備して出せれば」と謙虚に目標を語っていた大谷。シーズンと変わらない打撃で、ナ・リーグ所属で迎えた初のオールスターでも鮮烈な印象を残した。(帯津智昭)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください