歌のお姉さん・小野あつこさん、海の緊急通報「１１８番」ＰＲ…「海のお姉さん」と呼んで

海上保安庁の瀬口良夫長官（右）を表敬訪問し、「１１８番」をＰＲする小野あつこさん（１７日、東京・霞が関の海上保安庁で）＝森田啓文撮影

　今年の「１１８番イメージモデル」を務めるＮＨＫ「おかあさんといっしょ」第２１代歌のお姉さん、小野あつこさんが１７日、海上保安庁に瀬口良夫長官を表敬訪問した。

　１１８番は、海の事件・事故を緊急通報するための電話番号。いたずらや間違いが多く、有効な通報は１％にとどまる。海保はこれまでも、杉良太郎さんや篠田麻里子さんを１１８番イメージモデルに起用するなどして周知を図ってきた。

　祖父母の住む沖縄で、幼少の頃に海水浴を楽しんでいたという小野さんは「海は冒険心、知的好奇心を育む場。少しでも１１８番を周知して、皆さんに安全に楽しんでもらえたら」と１１８番をＰＲ。「歌も海も大好きなので、『海のお姉さん』と呼んでもらえたら、とてもうれしいです」と話していた。

　海保はこの日、東京・上野で１１月１３日に開催する海上保安庁音楽隊の「第３０回定期演奏会」に、小野さんがゲスト出演すると発表した。一般入場の応募は、海保のウェブサイトなどで受け付ける。海保の公式ユーチューブチャンネルでのライブ配信も予定している。