大分・臼杵発の「生姜百景 ＧＩＮＧＥＲ ＳＨＯＴ」…飲んで体の冷え防止に

生姜百景　ＧＩＮＧＥＲ　ＳＨＯＴ

生姜百景　ＧＩＮＧＥＲ　ＳＨＯＴ

　飲むと濃厚なショウガの味とほのかな甘さが口に広がり、体が奥の方からぽかぽかしてくるのを感じる。

「地獄蒸し」で２４時間加熱

　味付けにショウガを使う銘菓「臼杵煎餅」を製造している１９１９年創業の「後藤製菓」（臼杵市）が、昨年２月に始めた有機ショウガブランド「 生姜 (しょうが)百景」の看板商品だ。

　温泉の蒸気で食材を蒸す別府市の伝統的な調理法「地獄蒸し」で２４時間加熱し、体を温める成分「ショウガオール」を最大限に引き出した国産ショウガをすりおろし、リンゴなども加えて飲みやすくした。

　刺激と栄養補給のために起き抜けの一杯として飲んだり、クーラーの利いたオフィスで体の冷えを防止するために少しずつ飲んだりするのがおすすめという。

「地域活性化にもつなげたい」

後藤製菓社長の後藤亮馬さん
　「『生姜百景』は、コロナ禍による減収のピンチをきっかけに始めました。シロップや粉末も販売しています。かつてショウガ栽培が盛んだった臼杵を産地として復活させ、地域活性化にもつなげたいですね」

お取り寄せ

　３本セット（１本５０ミリ・リットル入り）２２４０円（税込み、送料無料）など。注文はウェブサイトで。

　全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。