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米民主党重鎮議員、エジプト政府から現金や金の延べ棒受け取る…NY連邦地裁は収賄などで有罪判決

読売新聞 / 2024年7月17日 17時21分

2013年に来日したロバート・メネンデス米上院議員

 【ニューヨーク=山本貴徳】米国のロバート・メネンデス上院議員(民主党)が賄賂を受け取ってエジプト政府などに便宜を図ったとされる事件の裁判で、ニューヨーク連邦地裁の陪審員は16日、収賄などの罪で有罪の評決を下した。量刑は10月29日に言い渡され、11月の大統領選や同時に行われる議会選で民主党に逆風となる可能性がある。

 メネンデス氏はニュージャージー州選出で、上院の外交委員長などを務めた重鎮議員。2018~22年に米政府の対エジプト軍事支援やカイロの米大使館の職員に関する情報などをエジプト政府の高官に伝え、見返りに現金や金の延べ棒を受け取ったなどとして、計16件の罪に問われていた。陪審員は全てを有罪と判断した。

 無罪を主張していたメネンデス氏は評決後、「深く失望している。外国のスパイだったことは一度もない」と記者団に述べ、控訴する考えを示した。一方、民主党上院トップのチャック・シューマー院内総務は声明で「有権者や上院、国のために正しいことを行い、辞任すべきだ」と議員辞職を求めた。

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