1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

公取委、生成AI市場「高い関心をもって注視」…巨大ITに資源集中で競争上の問題が起きる可能性

読売新聞 / 2024年7月17日 20時8分

公正取引委員会

 公正取引委員会の藤本哲也事務総長は17日の定例記者会見で、生成AI(人工知能)の関連市場についての実態調査の実施を検討していることを明らかにした。AI開発に必要な大量のデータや人材、半導体などが少数の巨大IT企業に集中し、それらが競争相手に渡ることを制限するなど競争上の問題が起きる可能性があるとしている。

 藤本氏は生成AIの関連市場について「公取委として高い関心をもって動向を注視している」と言及。想定される問題点として、自社のサービスを優先的に扱うAIを開発する「自社優遇」や、自社が提供するサービスと生成AIサービスを一緒に買うよう強制する「抱き合わせ」などを挙げた。

 今秋、イタリアで開催される先進7か国(G7)の競争当局による会合では生成AIが中心的なテーマになる。調査の日程は、そうした状況も踏まえて決めるという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください