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イスラエル軍がガザ中部で再び学校空爆、23人死亡…国連機関「暴挙を止めなければならない」

読売新聞 / 2024年7月17日 20時0分

16日、ガザ中部ヌセイラットで、イスラエル軍の攻撃を受けた国連運営の学校=ロイター

 【エルサレム=浅野友美】イスラエル軍は16日、パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラット難民キャンプの学校を再び空爆し、英BBCによると23人が死亡した。6日以降でガザの学校が攻撃されたのは6回目とみられる。

 16日に空爆を受けた学校を運営する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、昨年10月に戦闘が始まってからガザの学校の7割が攻撃を受けたと明らかにし、「人道法を無視する暴挙を止めなければならない」と批判した。

 UNRWAによると、運営するガザの学校の95%以上が住民の避難場所として利用されている。これまでに学校を含むUNRWAの施設に避難した住民539人がイスラエル軍の攻撃で命を落としたという。

 一方、軍は16日、イスラム主義組織ハマスとの戦闘を始めてから9か月間で、ハマス軍事部門の指導者の半数を殺害したと発表した。殺害・拘束した戦闘員は1万4000人に上る。ハマスの拠点やロケット発射施設も計2万5000か所以上攻撃したと主張し、病院や学校で身を隠すハマス戦闘員の発見を重点的に進めていると説明した。攻撃を正当化する狙いがあるとみられる。

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