1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

日本がウクライナ支援へ5000億円、ロシア凍結資産活用した基金に拠出へ…財政支援や復興に

読売新聞 / 2024年7月17日 20時34分

首相官邸

 先進7か国(G7)が実施するロシアの凍結資産を活用したウクライナ支援に向け、日本政府は新設される基金に5000億円程度を拠出する検討に入った。24日にもブラジルでG7の会議を開き、各国の拠出額を決める。

 会議は、25日にブラジルで開幕する主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の前に実施する。日本からは鈴木財務相が出席する見通しだ。

 ロシアの凍結資産を巡っては、6月のG7首脳会議(サミット)で、各国が年末までに計約500億ドル(約7兆9000億円)を基金に拠出する方針を打ち出した。米国が200億ドル、ドイツとフランス、イタリアが計200億ドル、日本と英国、カナダは残りの100億ドルを3か国で均等に分けて拠出する方向で最終調整している。

 基金から融資される資金は、ウクライナの軍事面や財政面での支援、復興に充てられる。日本は国際協力機構(JICA)による円借款で対応する方向で、支出分が軍事面での支援に使われないようにする。

 ウクライナは資金の返済義務を負わず、基金への返済には、ウクライナ侵略に伴って欧州連合(EU)が凍結したロシア中央銀行の資産の運用益を活用する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください