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習志野が7回コールド負け…高校野球千葉県大会、投手陣踏ん張れず8失点

読売新聞 / 2024年7月18日 5時0分

習志野・根立陸斗選手(3年)(17日、ゼットエーボールパークで)

 夏の高校野球千葉県大会は17日、ZOZOマリンスタジアムなど4球場で3、4回戦計9試合が行われた。昨夏準優勝の習志野は学館浦安に七回コールドで敗れた。成田はAシード校の千葉経大付に2―1で競り勝った。18日は3球場で4回戦8試合が予定されている。

学館浦安8―1習志野(7回コールド、16日からの継続試合)

 学館浦安が降雨継続試合を制した。一回、坂本の2点三塁打などで3点を先制すると、三回にも3点を加えるなど13安打8得点の猛攻で七回コールド勝ちを決めた。習志野は投手陣が踏ん張れなかった。

苦しい1年、悔いなく…習志野3年 根立陸斗選手

 緊迫した状況が続いていた。6点のリードを許して迎えた七回裏一死一、三塁。1点でも入ればコールド負けの場面で、高いフライが左翼に上がった。落下地点に入り飛球をキャッチすると、全力で本塁に送球した。だが、わずかに間に合わなかった。7点目のホームを踏む三塁走者をぼう然と見つめた。

 甲子園常連校で2年時からクリーンアップの一角を担った。昨年の夏大会は5番に座り、専大松戸との決勝戦では、5打数2安打2打点と活躍した。1点差で敗れたが、「来年こそは」の思いを強くした。

 新チームでは、副主将として阿部広聖選手(3年)と共に石神哉多主将(同)を支えた。「甲子園に行こう」が合言葉だった。

 だが、思うような結果が出せなかった。秋の県大会はベスト4止まり。春大会は学館浦安に敗れ、2回戦で姿を消した。「去年のチームと比べられ、本当に苦しい1年だった」と振り返る。

 「リベンジを果たしたい」と臨んだ因縁の相手との再戦。継続試合となった一戦で3打数2安打と気を吐いたが、自身の4打席目がチーム最後の打席となった。「力不足だったが、やれることはやった。この夏は人生の宝物になった」。横顔に充実感がにじんだ。(大森遥都)

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