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1月の東北・上越・北陸新幹線停電、「架線重りの腐食」原因…鉄道総合技術研究所が最終報告

読売新聞 / 2024年7月18日 8時46分

停車した新幹線のパンタグラフ付近を調べる作業員ら(1月23日、さいたま市で、読売ヘリから)

 今年1月に東北・上越・北陸の各新幹線で起きた架線トラブルについて、鉄道総合技術研究所(東京)が、架線を引っ張る重りが腐食して膨張したことが原因と想定される、とする最終報告書をまとめていたことがわかった。JR東日本は「再発防止策を講じる」とし、最終報告書の内容も踏まえた対策を取っていくという。

 JR東によると、1月23日午前10時頃、上野―大宮間で停電が発生して新幹線が緊急停止。東北新幹線は東京―仙台間、上越、北陸新幹線は東京―高崎間が終日運休する事態になった。さいたま市内で架線を引っ張る鉄製の重りの部品が破断し、垂れ下がった架線と新幹線が接触したことで送電がストップしたとみられる。

 鉄道総研の最終報告書では、破断の原因について、重りが腐食して膨張し、重りに付属する落下防止器具が、重りと架線のワイヤをつなぐ別の部品に接触。その接触部分に過度な力がかかって破断したと想定される、としている。

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