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中国軍、台湾侵攻に向け民間貨物船の活用想定し訓練か…読売新聞などの衛星画像分析

読売新聞 / 2024年7月18日 5時0分

中国軍が台湾侵攻に備えた演習を行う訓練場。長方形の敷地に、細長い船の輪郭が二つ描かれている(5月14日撮影、中国河北省承徳市で)=Planet Labs PBC

 読売新聞が公益財団法人「国家基本問題研究所」と共同で行った衛星画像分析で、中国軍が台湾侵攻に向け、民間の「 RO ロー RO ロー船」という種類の貨物船の活用を想定した訓練をしていることがわかった。RORO船は大型車両が直接乗り降りできる貨物船で、台湾侵攻の際に徴用される可能性が指摘されている。

 分析は、中国軍が台湾侵攻を念頭に行う訓練の実施を報じた駐屯地について、米宇宙企業プラネット・ラボ社が撮影した衛星画像で行った。その結果、5月に撮影された河北省承徳市の訓練場で、RORO船とみられる長さ約170メートルの船の輪郭が二つ描かれていることを確認した。

 同じ訓練場を写した2022年9月の衛星画像は、多数の車両が輪郭内部に入っている様子を捉えていた。兵士を運ぶ駆動車や弾薬や燃料を積み込んだトラックが、効率的に船に乗り込む訓練をしていたとみられる。

 24年版防衛白書は「海軍陸戦隊がRORO船活用も含めて水陸両用作戦の訓練を重ねている」と指摘した。

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