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スマホほどの大きさで木の葉形など、南北軍事境界線沿いに地雷数万発…十数回の爆発で死傷者か

読売新聞 / 2024年7月18日 8時5分

北朝鮮の国旗

 【ソウル=依田和彩】韓国国防省は17日、北朝鮮軍が南北軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)で4月以降、数万発の地雷を埋めたことが確認されたと明らかにした。北朝鮮兵が作業している間に地雷が爆発する事故が十数回発生し、死傷者も出ているという。

 同省によると、地雷は北朝鮮側のDMZの一部地域に埋められ、大きさがスマートフォンほどの木の葉形や木箱に入ったタイプが確認されているという。

 ほとんどが対人地雷で、同省関係者は「北朝鮮の住民や軍人の亡命を防ぐのが最大の目的ではないか」との見方を示した。

 北朝鮮兵は地雷の埋設のほか、対戦車用の防壁とみられるコンクリート製の壁建設にも動員されている。1日平均12~13時間勤務し、熱中症で運ばれる兵士も出ているという。

 北朝鮮で今後、集中豪雨が起きた場合、軍事境界線をまたいで流れる 臨津江 イムジンガンなどの河川を通じて地雷が韓国側に流れ着く可能性があるとして、同省は注意を呼びかけている。

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