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球児たちが追う「白球」が、白球たりえるワケは

読売新聞 / 2024年7月18日 12時25分

消しゴムでボールを磨く県高野連の審判

 高校野球では、夏の甲子園大会に向け、地方予選がたけなわだ。天候不順で雨中の熱戦も多いが、球児たちの追う「白球」の白さには、試合を支える裏方の思いが込められていている。

 試合の球はなぜきれいなのか――。鳥取の場合、その秘密は「消しゴム」にある。

 試合中、汚れた球はベンチ横に座るボールパーソンから控室にいる審判員に渡る。そこで審判員は、汚れた部分を消しゴムでこすっていく。1、2分でこすり終わると、ボールパーソンの座る椅子の下にある箱に戻す。県高野連審判の三谷昌也さん(30)は「選手にきれいな状態で使ってほしいという思いで磨く」などと話す。

 県高野連によると、「使える球はできるだけ使おう」と20年以上前から行われている。球を白くすることで、選手が球を見やすくすることが目的で、タオルでは繊維で傷がつく可能性があるが、消しゴムは傷がつきにくいという。

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