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サッカー五輪代表、フランスと耐えてドロー…三戸舜介「ボール受けるのビビってる選手も」

読売新聞 / 2024年7月18日 15時32分

後半、相手の攻撃を防ぐGK小久保玲央ブライアン(右)=松本拓也撮影

 【トゥーロン(フランス)=林田晴樹】パリ五輪に出場するサッカー男子日本代表は17日(日本時間18日)、トゥーロンでフランス代表と五輪前最後の国際親善試合に臨み、1―1で引き分けた。序盤から押し込まれながらも25分、相手の一瞬の隙を突いて前線でボールを奪うと、藤田が冷静に決めて先制。後半開始直後に追いつかれ、その後も防戦を強いられたが、小久保の好セーブもあり、追加点は許さなかった。日本は24日、パリ五輪1次リーグ初戦でパラグアイと対戦する。

 最後まで日本のゴールを守った小久保の言葉が、この試合を物語っていた。「相手がたまたま何本か外してくれたけど、大量失点で負けていた試合だった」。終始耐え続けた末の引き分けは、相手の逸機によるところも大きかった。

 序盤から圧倒された。素早いパス回しに 翻弄 ほんろうされ、ボールを奪ったかと思えば、素早い切り替えですぐに回収されてしまう。先制しても流れは変わらなかった。ボールを保持するスタイルを掲げる日本が、受け身に回った。「ボールを受けるのをビビっている選手もいた」と三戸。国内組は14日のリーグ戦を終えて合流した選手も多く、調整の難しさを差し引いても、力の差は歴然だった。

 好材料は、五輪直前に高い強度を体感できたことか。格下に勝って気持ちよく本番へ向かう道もあったが、大岩監督は「大会に(スムーズに)入っていくためには、ある程度の力がないといけない」と、強豪との対戦を望んだ。「守り切るところは全員でできた。結果的に勝ち点1を取れたのは収穫」と小久保。五輪初戦まで1週間を切った。改めて気を引き締めさせてくれる価値あるドローだった。(林田晴樹)

三戸 絶妙アシスト

 これまでウィングを主戦場としてきた三戸が、中盤の前めのインサイドハーフで奮闘した。25分、味方と連動したプレスでボールを奪い、ゴール前への絶妙なパスで藤田の得点をお膳立て。スピードを生かした突破も随所で見られ、存在感を示した。それでも、「自分の感覚ではそこまでチャンスメイクもなかった。この強度の中で、回数を増やしていきたい」と貪欲だった。

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