中谷潤人、初防衛戦に「もちろんＫＯ狙ってアクション増やす」…２０日にトリプル世界戦

読売新聞 / 2024年7月18日 16時30分

初防衛を狙う田中恒成（左）とジョナタン・ロドリゲス＝荒井秀一撮影

　ボクシングのトリプル世界戦（２０日・両国国技館）の記者会見が１８日、東京都内のホテルで行われた。

　初防衛戦に臨む世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級王者の中谷潤人（Ｍ・Ｔ）はＫＯを狙うか、という問いに「もちろん狙ってたくさんアクションを増やしていきたい」と意気込みを語った。同じく初防衛戦に臨む世界ボクシング機構（ＷＢＯ）スーパーフライ級王者の田中恒成（畑中）も「圧倒しながら倒せたら最高」とＫＯについて語った。中谷は１位のビンセント・アストロラビオ（フィリピン）、田中は１２位のジョナタン・ロドリゲス（メキシコ）と対戦する。

　ＷＢＯフライ級３位のアンソニー・オラスクアガ（米）との王座決定戦に出場する同級２位の加納陸（大成）は「勝ちにこだわって、ベルトを取り切ることがテーマ」と決意を語った。

　一方、プロ４戦目となる１０回戦で、世界ランカーのジョナサン・ロドリゲス（米）と対戦する那須川天心（帝拳）は、「那須川天心の動きが完成したなと思う。そこをしっかりと楽しみにして見てほしい」と独特の表現で抱負を語った。