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米紙WSJ、香港記者協会主席に就任した記者を解雇…協会は「不当な解雇」として非難

読売新聞 / 2024年7月18日 17時49分

香港記者協会の主席に選出された鄭嘉如氏(17日、中国・香港で)=ロイター

 【広州=鈴木隆弘】香港記者協会は17日、協会トップの主席に今月就任した鄭嘉如氏が、記者として勤務していた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を同日付で解雇されたと発表した。協会は、主席就任を背景とした不当な解雇として非難している。

 発表によると、鄭氏は6月に行われた主席選挙に立候補後、WSJの上司から立候補の取り下げを求められた。その場で断ったところ、「両立できない」と指摘を受け、報道の自由が失われた香港で「報道の自由を求めている」と見なされることに懸念を示したという。反体制派などを取り締まる国家安全維持法などが念頭にあったとみられる。

 香港紙によると、WSJを発行する親会社は、人事の変更があったことを認め、個別の事案には答えないとしながら、「WSJは香港と世界で報道の自由を求め続ける」とコメントした。

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