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共和党副大統領候補のバンス氏、世界平和の確保へ「同盟国にも重荷分担させる」

読売新聞 / 2024年7月19日 0時8分

17日、米ミルウォーキーでの共和党大会で演説するバンス氏=AFP時事

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=田島大志】米ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれている共和党大会は17日、党副大統領候補のJ・D・バンス上院議員(39)が指名受諾演説を行った。トランプ前大統領(78)とともに国内の労働者層を重視する「米国第一主義」を推進すると訴えたほか、同盟国に安全保障に必要な経費の分担を求める考えも示した。

 トランプ氏が見守る中で演説したバンス氏は、13日のトランプ氏銃撃事件に触れ、「彼の団結の呼びかけに応えたい。我々は今、勝利のために団結している」と結束を呼びかけた。

 バンス氏は、製造業が衰退した「ラストベルト」のオハイオ州出身で、白人労働者層の悲哀を描いたベストセラー著書がある。演説では、中国の影響力を排除する必要性を訴え、「我々は労働者に全力を尽くす。外国人労働者の流入は止める。肌の色が何であれ、米国民を第一に考える」と強調した。

 バンス氏は外交・安全保障政策で「孤立主義者」として知られる。演説でウクライナ支援を中止するとの持論は封印したが、「同盟国にも世界平和の確保に向けた重荷を分担させる」と語った。「ただ乗りはさせない」とも述べ、北大西洋条約機構(NATO)加盟の欧州各国に国防費負担の増額を求める考えを示唆した。

 党大会は最終日の18日、トランプ氏が指名受諾演説を行う予定だ。

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