1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

タケノコ王「芸能界で旋風巻き起こしたい」、静岡・富士宮の直売店「風岡たけのこ園」はあす閉店

読売新聞 / 2024年7月20日 14時45分

両手でタケノコ5本をつかむパフォーマンスを披露する風岡さん(今年2月、静岡県富士宮市で)

農業人の声を発信

 「タケノコ王」としてバラエティー番組で活躍する風岡直宏さん(50)が、静岡県富士宮市長貫の直売店「風岡たけのこ園」を21日に閉店し、芸能活動に本腰を入れる。富士宮市に今後も住みながら、芸能プロダクションに所属し、「芸能界で旋風をまき起こしたい」と意気込む。

 「休みなく体を酷使し、所得は平均並み。子供にはとても引き継げない」とタケノコ農業からの引退を決めた風岡さん。当初は9月1日まで営業を続ける予定だったが、店を担う家族の入院が決まり、閉店を早めた。

 進路は悩んだ末の決断だった。「自分のルーツは農業。農業人の声を代弁したい」と、政界進出に関心もあったが、「芸能活動を通して、農業人の声を発信していくのが最もふさわしい」と思った。ただ「タケノコをやめた自分に、芸能人的な商品価値があるのか」と不安もあるが、持ち前の突破力で挑戦することを決意した。

 富士宮で生活しながら、芸能活動ができることも、決断の一因になったという。「富士宮は、新幹線の駅にも、高速道路のインターチェンジにも30分あれば行ける。立地がいい場所」と笑う。これまではプロダクションに所属せずに、タケノコ探しのバラエティー番組などに出演してきたが、今後はプロダクションに所属し、田舎暮らしの芸能人として、特産品のタケノコと、地域そのものを宣伝していきたいと意気込む。

 21日は午後3時から、店の看板を自分の手で取り外す体力自慢らしいパフォーマンスで、営業最終日を締めくくる予定だ。閉店間近の店には、桃や風岡さんが捕まえたカブトムシ、運が良ければ真竹のゆでタケノコなどが並ぶ。風岡さんは「うちのタケノコのファンだった人たちに、閉店前にあいさつをしたい」と最終日を楽しみにしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください