ECB、金利据え置きを決定…賃金上昇率高くインフレ再燃を警戒
読売新聞 / 2024年7月18日 22時24分
【フランクフルト=秋山洋成】欧州中央銀行(ECB)は18日、定例理事会を開き、金利を据え置くことを決めた。賃金の上昇率は依然として高く、インフレ(物価上昇)の再燃を警戒し、慎重に物価動向を見極めていく考えだ。
ラガルド総裁は18日の記者会見で、「2%の物価目標を達成するため、政策金利を十分に引き締め続ける」と強調した。その上で、「物価上昇圧力は依然として高い。サービス価格は上昇し、インフレは来年も目標を上回る見込み」と述べ、引き続き、物価の上振れを注視する考えを示した。
一昨年の秋に前年同期比10%を超えていたユーロ圏の消費者物価指数の上昇率は、2024年6月は2・5%と落ち着いている。ただ、賃金に連動するサービス価格は4%超と高水準にある。
ECBは前回の6月会合で、4年9か月ぶりの利下げに踏み切った。市場では、今後の追加利下げは次回の9月会合を見込んでいる。
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