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5色タイヤ自転車でパリ五輪応援、金銀銅の3色ベルも…岩手・北上の「まちの発明家」が完成

読売新聞 / 2024年7月25日 16時49分

自転車のブランコをこいで前進する小原さん(岩手県北上市で)

 26日開幕のパリ五輪を応援しようと、「まちの発明家」として知られる北上市社会福祉協議会の登録講師小原隆規さん(67)(岩手県北上市)が、ブランコをこいで前進する五輪マーク付きのユニークな自転車を完成させた。

 自転車は長さ2・2メートル、幅1メートル、高さ1・9メートル。アルミ製の棒を組み合わせたフレームの左右に5色のタイヤで五輪マークを表現した。ペダルはなく、フレーム内のブランコをこぐと、五輪マークを揺らしながら前へ進む仕組みだ。ブレーキやメダルを意識した金銀銅の3色のベルも付いている。構想1年で、製作には1か月半を要した。

 長年にわたって身近な発明やものづくりに没頭する小原さんは、県発明くふう展で最高賞を4回受賞。「五輪マークの下の二つの輪が自転車に見えた」ことをきっかけに、2012年のロンドン大会から五輪応援の自転車製作を始めた。

 16年リオ大会はペダルを踏むと五輪マークが回るようアイデアを凝らし、21年東京大会では後輪に五輪マークを花のように配置した。4作目の今回は「ブランコと連動した動き方を工夫した。曲がり方が十分ではないが、99・9点の出来」と話す。

 「ほかにはないユニークなものを考え、形にするのが楽しい。驚いたり喜んだりしてくれる人たちの笑顔が生きがい」と小原さん。パリ五輪では「昔やっていたバレーボールと自転車トラック競技の中野慎詞選手(花巻市出身)を応援したい」と完成させた自転車とともにエールを送る。

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