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日米韓の制服組トップが日本で初会談…「3か国の安全保障協力を引き続き強化」

読売新聞 / 2024年7月19日 0時34分

会談に臨む吉田統合幕僚長(中央)と韓国軍の金合同参謀本部議長(左)、米軍のブラウン統合参謀本部議長(18日、防衛省で)

 自衛官トップの吉田 圭秀 よしひで統合幕僚長が18日、東京・市ヶ谷の防衛省で、米軍のチャールズ・ブラウン統合参謀本部議長、韓国軍の 金明秀 キムミョンス合同参謀本部議長と会談した。日米韓の制服組トップが日本で会談するのは初めて。「緊密な協議を維持し、3か国の安全保障協力を引き続き強化する」との共同声明を発表した。

 会談では朝鮮半島を含む地域の安全保障情勢について意見交換し、協力を深めるための具体策を議論した。

 3者は共同声明で、北朝鮮との兵器取引などを禁じた国連安全保障理事会の決議に違反する北朝鮮とロシアの軍事協力を非難した。中国が南シナ海などで行う力による一方的な現状変更の試みにも反対を表明した。台湾問題の「平和的な解決」も促した。

 会談には米インド太平洋軍や在日米軍、在韓米軍の各司令官も同席した。

 日韓防衛当局は6月、韓国海軍の駆逐艦による海自機への火器管制レーダー照射問題を巡り、再発防止で合意した。吉田氏は3者会談に先立つ17日、金氏と個別に会談した。日韓の参謀総長級会談は8年ぶりで、吉田氏は「日韓防衛協力の新たな高みを目指す記念すべき第一歩」と語った。

 日米韓の制服組トップの会談は来年、韓国で行われる。

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