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「ポルノグラフィティ」一色に染める因島、聖地訪れる大勢のファンに「2人はここで出会ったんよ」…島挙げて歓迎

読売新聞 / 2024年7月19日 13時15分

 広島県尾道市・ 因島 (いんのしま)出身のロックバンド「ポルノグラフィティ」のメジャーデビュー25周年を記念する島での野外ライブに合わせ、20日から9月8日までの計51日にわたり、関連イベント「島ごとぽるの展」が開かれる。地元では〈ポルノの聖地〉に詰めかける大勢のファンを温かく迎えようと、準備に余念がない。(西堂路綾子)

 ライブは8月31日、9月1日の2日間、因島運動公園で開く。島での開催は、島の小中高生を無料招待した2005年、県立因島高生らと共演した18年に続いて3回目。今回は「地元のにぎわいにつなげたい」と初めて一般客を入れることにし、因島商工会議所などでつくる実行委員会が、島を挙げたイベントを準備している。

 「島ごとぽるの展」初日の7月20日には、市営中央駐車場の建物内で未公開写真を展示する「ぽるの思い出写真館」、HAKKOホールでは18年の尾道市でのライブの初日公演を上映する「しまなみ映画館」などが始まる。メンバーの岡野昭仁さん、新藤晴一さんが高校時代に通ったミュージックショップ「ミツイシヤ」も期間限定で復活オープン。この日の 土生 はぶ商店街での夜市や、土生港での「いんのしま水軍花火大会」ともコラボしている。

 これまで「聖地巡礼」のために岡野さん、新藤さんゆかりのスポットを紹介する「ファンマップ」を配布してきた因島観光協会では、「ぽるの展」に合わせて新バージョンを作成中だ。

 今年、国の重要文化財指定が決まった 大浜埼 おおはまさき灯台や除虫菊など因島の名物をデザイン化。「2人はここで出会ったんよ」「(歌詞に出てくる) 折古 おりこノ浜にはシーグラスが落ちとるらしいわぁ」など、因島弁とともにファン必見の情報も掲載する予定で、1人1枚配布する。

 ファンが集うカフェレストラン「ペーパームーン」では、岡野さん、新藤さんの高校時代の写真や卒業文集などが置かれ、お茶を飲みながら聖地巡りの思い出を語り合える。地元の常連客(60)は、これまで訪れたファンと交流が続いており「因島の人たちには、外から来る人に『どこから来たん』と必ず聞いてしまう好奇心がある。今回も歓迎ムードが高まっている」と話す。

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