パリの早田ひな「精いっぱい１００％で戦えたらと思う」…選手村も正式オープン

　【パリ＝佐野司】パリ五輪に出場する卓球などの日本選手団が１８日、パリ郊外シャルル・ドゴール空港に到着し、卓球女子のエース、早田ひな選手（２４）（日本生命）は「いよいよ五輪が始まるんだなと感じている。精いっぱい１００％（の力）で戦えたらと思う」と声を弾ませた。

　羽田空港から１０時間超の移動を終えた選手たちは、疲れも見せずに笑顔で現地入り。２大会連続出場となる男子の張本智和選手（２１）（智和企画）は、「海外で有観客の五輪は初めて。いつも通り平常心で自分のプレーをすることが大事」と語った。卓球日本代表は、事前合宿で最終調整をして選手村に入る。

　選手村は１８日に正式オープンし、日本勢の第１陣としてボクシング、ラグビー７人制などの選手、スタッフ計約４５人が入村した。ボクシング男子７１キロ級の岡沢セオン選手（２８）（ＩＮＳＰＡ）は「選手村での生活がすごく楽しみ。試合に向けて最高の準備をしたい」と話した。