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全英オープン初日、好発進の川村昌弘…「風が強いと集中できる」

読売新聞 / 2024年7月19日 16時59分

16番、ショットを放つ川村昌弘(18日)=三浦邦彦撮影

 【トルーン(英)=小石川弘幸】男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープン選手権は18日、英トルーンのロイヤルトルーンGC(7385ヤード、パー71)で開幕して第1ラウンドが行われ、川村昌弘が3バーディー、2ダブルボギーの1オーバーで日本勢トップの31位につけた。岩崎亜久竜は3オーバーで69位。10度目の出場となる松山英樹はバーディーなしの4ボギーで、木下稜介とともに82位。久常涼は96位、中島啓太も145位と出遅れた。首位は6アンダーのダニエル・ブラウン(英)。

 前日までの練習ラウンドとは全く逆の風が吹いた初日。動揺してクラブ選択を誤る選手が続出する中、ここ数年欧州ツアーを主戦場とする川村は落ち着いていた。「外でやるスポーツはそういうもの。毎日風が一緒だったらその方が怖い」

 第1打は落とし場所だけ決めておいて、その場で臨機応変にクラブを選ぶのが川村流。「持つクラブは変わるから、行き当たりばったりでいい」

 「考えるとしんどくなる」と、目先のスコアも気にしない。8番ではバンカー、12番ではブッシュに打ち込んでダブルボギーをたたいたが、「たまたま悪い方に行っちゃっただけ。こればかりはしょうがない」。10番で4メートル、11番で11メートルのロングパットを決めて連続バーディーを奪うなど1オーバーにまとめて好発進した。

 英国内での予選を勝ち抜いて6年ぶりの出場を果たしたが、予選はもっと強烈な風が吹き荒れていたという。「風が強いと一打一打に集中できる。自分は天気が荒れた方がいいのかも」。全英は、悪条件を得意とする個性派が輝ける舞台でもある。

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