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サッカー女子世界ランキングは…日本と初戦のスペインが1位、日本は昨年W杯以降「1桁」

読売新聞 / 2024年7月25日 22時30分

 パリオリンピックのサッカー女子は開会式に先立ち、日本時間26日未明から試合が始まる。出場チーム数は12と少ないが、世界ランキング1位のスペイン、2位フランスをはじめ7チームが1桁順位という強豪ぞろいだ。日本(なでしこジャパン)は前回東京大会優勝のカナダ(8位)やブラジル(9位)を上回る7位。「1桁」で世界大会に臨むのは2019年ワールドカップ(W杯)フランス大会以来となる。(デジタル編集部)

 そのW杯が行われた時も日本の世界ランクは7位。しかし、16強止まりで、直後に順位を四つ落としている。21年の東京オリンピックは10位で臨んだが、グループリーグは1勝1分け1敗の3位通過。準々決勝でスウェーデンに1―3で敗れ、ランキングは13位まで下がった。

 1桁順位復帰への契機となったのは、昨年の豪州・ニュージーランド(NZ)共催のW杯。初戦のザンビアに5―0、コスタリカに2―0で連勝スタートすると、この大会の覇者スペインに対しても堅守速攻から4―0と圧勝。5回目の対戦で初めて勝利を挙げてみせた。

 決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦も勝ち4連勝。準々決勝でスウェーデンに敗れ8強止まりだったが、計5試合で1試合平均3得点という得点力は光った。11位だったランキングも大会後に8位に浮上した。

 今年2月にパリオリンピックのアジア最終予選で北朝鮮を破り、2大会連続のオリンピック出場を決めると、翌3月のランキングでさらに順位を一つ上げた。

 過去には、11年のW杯ドイツ大会優勝という快挙などを経て3位までランキングが上昇した日本。12年ロンドンオリンピックと15年W杯カナダ大会でともに準優勝するなど好成績が続き、18年3月に11位に落ちた時には実に約10年ぶりの2桁順位だった。そこからいったんは反発したものの、その勢いは19年W杯フランス大会では続かなかった。

 大会は違えど、再び巡ってきたフランスの地。初戦(日本時間26日午前0時開始)の相手は勢いのあるスペインだ。優勝した昨年のW杯を契機にランキングが6位から2位に上昇、その後、スウェーデンに代わり1位の座に就いた。同W杯で唯一、黒星を喫した日本に対して雪辱したい思いはあるはず。激戦となりそうだ。

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