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斎藤元彦・兵庫県知事「私が飲ませていただき、PR」…県議会百条委で特産ワイン求める音声データ公開

読売新聞 / 2024年7月19日 21時55分

百条委で議論する委員ら(兵庫県庁で)

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題を巡り、県議会の百条委員会が19日に開かれ、斎藤知事が出張先で特産ワインを求めたとする音声データと陳述書の内容が公開された。斎藤知事は記者団にワインの受領を認め、「私が飲ませていただき、素晴らしさをPRするのは県の産業政策としてやるべきだ」と釈明した。

 ワインに関する疑惑は、前県西播磨県民局長の男性職員(60)が3月に県議らに配布した文書で指摘した、知事のパワハラや企業からの贈答品の受け取りなど7項目の疑惑とは別となる。男性職員は当初、この日の百条委に証人として出頭する予定だったが、7日に死亡しているのが見つかった。自殺とみられる。男性は音声データと陳述書を準備しており、遺族が百条委に提出した。

 音声データは1分弱で、斎藤知事が2022年11月7日、県西部の上郡町で行われた会合に出張した際、特産のワインについて、「まだ私は飲んでいないのでぜひまた、(中略)折を見てお願いします」と発言した部分が公開された。

 これについて、上郡町の梅田修作町長は19日に記者会見を開き、会合から1週間後の11月14日、町職員が県庁に出張する際、ワイン2本を秘書課に届けたと説明。「『おねだり』とは感じなかった」としながらも、「知事が公の会議の場で発言されたことは非常に重いと思う。多少は影響され、ワインを用意させた」と述べた。

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