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常に挑む新技、底知れない探究心…体操男子・角皆友晴(千葉・市立船橋3年)

読売新聞 / 2024年7月20日 13時30分

平行棒の演技をする角皆友晴選手

 全国高校総体(インターハイ)には、すでに世界大会で戦ったり、国内トップクラスの舞台で活躍したりしている高校生も出場する。注目選手を紹介する。(緒方裕明)

 2021年の東京五輪で二つの金メダルを獲得し、今年のパリ五輪にも出場する橋本大輝選手(セントラルスポーツ)は高校の先輩。その背中を追うホープは高校生ながらパリ五輪の代表争いに食い込むなど、めざましい勢いで成長している。

 4歳の頃、体操経験のある祖父に勧められて競技を始め、「兄や妹より体が柔らかかったから」と続けて徐々に頭角を現すようになった。市立船橋高に進んでさらに力をつけ、昨年4月、自身初の国際大会だった世界ジュニア選手権(トルコ)の平行棒と鉄棒で金メダルを獲得。次々に高難度の技を成功させて脚光を浴びた。パリ五輪代表を選ぶ今年4月の全日本個人総合選手権や、5月のNHK杯でも上位につけた。

 底知れぬ探究心が躍進につながっている。「技が決まった時に、仲間と盛り上がるのがおもしろい」と、日頃の練習から、常に新しい技に挑み、試合会場で新技を練習することもあるという。大竹秀一監督は「心から体操を楽しんで練習している。それが成長の要因になっている」と分析する。

 個人の連覇と初の団体3連覇がかかるインターハイに向け、「みんなで楽しく、よい演技をしたい」と意気込む。世界へ羽ばたきつつあるエースが、名門・イチフナを引っ張る。

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