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鳥栖工、強気の10K…エース完投150球超 

読売新聞 / 2024年7月20日 5時0分

完投でチームを4強に導いた鳥栖工の松延

 全国高校野球地方大会は19日、秋田大会は、準優勝した2018年以来の甲子園を目指す金足農が、コールド勝ちで決勝にコマを進めた。2年連続の全国選手権出場を目指す鳥栖工(佐賀)が4強入りしたほか、昨夏の代表校では花巻東(岩手)や、4季連続出場を狙う広陵(広島)などが勝ち上がった。

▽準々決勝 鳥栖工6―4伊万里

 140キロ超の速球を武器に10奪三振で完投。一方で、与四球7で球数は150球を超えた。鳥栖工の2年生エース・松延が長所と短所をのぞかせた。

 春夏通じて初めての甲子園だった昨夏は、1年生ながら2試合に救援登板。延長タイブレイクとなった富山商(富山)との試合では、強気な投球で7回1失点と勝利に貢献した。その勝負強さが光った。二回一死二、三塁のピンチでは、144キロの直球を交えて連続奪三振。松延は「腕を振ってギアを上げていく持ち味の投球ができた」と胸を張る。

 だが、球数が100球を超えた七回途中から、四球をきっかけに3連続長短打を浴びるなど4失点。「ストライクを先行させ、少ない球数を意識していたが出来なかった」と反省、「次は相手を寄せ付けない投球をしたい」と力を込めた。

 「松延で打たれたらしょうがない」と大坪監督も全幅の信頼を寄せる。2年連続の甲子園切符は、エースの右腕にかかっている。(丸山一樹)

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