「業務スーパー」北海道のフランチャイズ７店舗で無期限スト、すすきの狸小路店など再開めど立たず

「すすきの狸小路店」にはストライキ実施を伝える紙が何枚も貼られている（１９日、札幌市中央区で）

　北海道内で「業務スーパー」７店舗をフランチャイズで展開するケヒコ（横浜市）の従業員がストライキを起こし、各店舗が１８日から一斉に休業している。従業員らの労働組合がケヒコと親会社「エス・インターナショナル」（同）の経営陣の交代を求め、労働争議に入ったためだ。組合側はストの期間を「無期限」としており、営業再開の見通しは立っていない。

　休業しているのは、すすきの狸小路店（札幌市中央区）、苫小牧店と苫小牧東店（いずれも苫小牧市）、室蘭店（室蘭市）、岩見沢店（岩見沢市）、滝川店（滝川市）、旭神店（旭川市）。組合側は「ずさんな経営で労働環境が悪化した」などと主張している。

　道内の「業務スーパー」は１９日現在で計３５店舗。ストが起きた７店舗以外は別の会社が運営しており、営業には影響しない。