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日英伊の次期戦闘機の共同開発、英の政権交代で見直し対象に…国防相「見直しで何が起きるか」

読売新聞 / 2024年7月20日 11時0分

 【ロンドン=蒔田一彦】ザ・タイムズ紙など複数の英メディアは19日、日本、英国、イタリアが進める次期戦闘機の共同開発について、英国で今月発足したスターマー政権による国防政策の見直し対象になると報じた。英政府内には最終的な開発費が見通せないことへの懸念があり、見直しの結果次第では開発が遅れる可能性もあるという。

 スターマー政権は3か国の共同開発計画は「非常に重要」との認識を示している。ただ、ザ・タイムズなどによると、国防省のルーク・ポラード閣外相は18日、ロンドンで開かれたイベントで「国防政策の見直しで何が起きるかを私が予断するのは適切でない」と述べ、波紋が広がった。スターマー政権は来年前半に見直しの結果を公表する予定だ。

 ザ・タイムズは関係者の話として、戦闘機の共同開発か、米英豪による安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」での原子力潜水艦開発かの一方に絞るべきだとする財務省高官もいると報じた。

 日英伊3か国の防衛相会合が来週、英国で予定されており、日伊は英政権の方針を確認したい考えだ。

 日英伊3か国は2022年12月、次世代戦闘機の共同開発で正式合意した。35年までの配備開始を目指している。

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