関東中心に気温上昇し静岡・駿河区で３８・９度、都心も３５・８度…今後は天気急変に注意

気象庁

　２０日は関東地方を中心に気温の上昇が目立ち、気象庁によると、午後２時までに、静岡市駿河区で３８・９度、東京都府中市で３８・０度、埼玉県越谷市と宮崎県美郷町で３７・８度、神奈川県海老名市で３７・６度、高知県四万十市で３７・５度、栃木県佐野市と大分県豊後大野市で３７・３度、東京都練馬区と群馬県伊勢崎市で３７・２度を記録した。

　最高気温が３０度以上の真夏日は午後２時現在で全国６４２地点、３５度以上の猛暑日は１２３地点を数えた。

　午前中に既に猛暑日を記録していた東京都心も午前１０時２２分に３５・８度まで上昇した。

　関東甲信地方について、気象庁は朝の時点で天気急変への注意を呼びかけている。

　太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で、午後は大気の状態が非常に不安定になり、夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。

　２０日に予想される１時間降水量は多い所で関東地方北部と南部で４０ミリ、甲信地方３０ミリ。

　落雷、激しい突風への注意も必要で、茨城県には午後１時４３分と同２時２３分に竜巻注意情報が出た。