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名古屋城天守閣、消失前の姿を再現…最上階の窓にパネルを設置

読売新聞 / 2024年7月20日 11時25分

再現された名古屋城天守閣最上階の窓(19日、名古屋市中区で)

 名古屋市は、名古屋城天守閣最上階の窓にパネルを設置し、1945年に空襲で焼失する前の姿に似せた外観を再現した。天守閣は耐震性不足などで入場できないため、外からの眺めを楽しんでもらう試みだ。

 天守閣は1612年の完成で、空襲で焼失後、1959年に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建された。この際、城内からの眺めを楽しめるよう、最上階の展望室には焼失前の倍の大きさの窓ガラスが取り付けられた。

 今回、窓の一部を白いパネルで覆い、窓枠に白い養生テープを貼ることで、焼失前の窓の大きさに近づけた。費用は十数万円。名古屋城総合事務所は「往時の城に思いをはせてほしい」としている。

 市は2018年に天守閣への立ち入りを禁止。22年12月を目標にしていた木造復元は、石垣の保全方針の見直しやバリアフリー対策などで大幅に遅れている。一方で来場者数はコロナ禍前の水準に回復しており、城の有効活用策が検討されてきた。

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