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榎本武揚、龍宮神社の祭神へ「機は熟した」…麻生太郎氏は参拝1か月後に首相就任の「開運・出世」神社

読売新聞 / 2024年7月20日 19時47分

 幕末・明治期の政治家、榎本武揚(1836~1908年)が創始した北海道小樽市の龍宮神社に、本人を祭神としてまつる準備が進んでいる。神社本庁(東京)の許可を取り、創始150周年を迎える2026年の実現を目指す。

 榎本は箱館戦争(1868~69年)に旧幕府軍の総裁として戦い敗北。その後に赦免され、北海道開拓使に任官した。1876年、ロシアの脅威から国土を守るためとして神社を創建。新政府総裁を務めた有栖川宮 熾仁 たるひと親王が後に「龍宮神社」と命名した。

 以来、地元では市民らのあつい信仰を集めてきた。2008年に麻生太郎・自民党幹事長(当時)が参拝し、その1か月後に首相に就任したことから、開運・出世に御利益があるとして全国的に注目された。

 本間公祐宮司(57)は「榎本武揚公は北海道開拓の基礎を築いた人物。多くの方々の寄付で境内に銅像も建ち、機は熟した」と話す。

 神社本庁によると、幕末・明治期の偉人がまつられている神社は、山口県の松陰神社(吉田松陰)や東京都の東郷神社(東郷平八郎)など多数あるが、創始者自身がまつられる例は「かなり珍しい」という。

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