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学童保育の待機児童、過去最多の1万8462人…利用希望者の増加が想定上回るペース

読売新聞 / 2024年7月21日 6時30分

こども家庭庁

 共働き家庭などの小学生を預かる「放課後児童クラブ」(学童保育)を利用できない全国の待機児童が、今年5月時点で過去最多の1万8462人(速報値)に上ることが、こども家庭庁のまとめでわかった。利用希望者が想定を上回るペースで増えているのが要因だ。

 同庁によると、待機児童は前年から2186人増加し、過去最多だった2019年の1万8261人を上回った。20年と21年は、コロナ禍での預け控えなどから減少したが、行動制限が緩和された22年から増え続けている。

 5月時点の利用者は前年比5万7821人増の151万5205人。各自治体で受け皿整備が進み、定員は今年度末までに目標の152万人まで増える見込みだが、希望者の急増によって、待機児童の解消は困難な状況となった。

 利用者は都市部を中心に増えており、共働き家庭の増加や、学童保育の認知度の高まりなどが要因とみられるという。同庁は来年度以降の整備目標を上方修正することや、待機児童の解消に向けた新たな支援策を検討していく。

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