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ネタニヤフ首相が訪米へ、バイデン大統領に軍事支援継続求める見通し…停戦交渉巡り両者に溝

読売新聞 / 2024年7月21日 19時34分

ネタニヤフ首相

 【エルサレム=福島利之】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が訪米し、23日にバイデン大統領と会談する。パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、停戦交渉の進展を求めるバイデン氏に対し、ネタニヤフ氏はイスラム主義組織ハマスの壊滅などにこだわり、溝が深まっている。ネタニヤフ氏は後ろ盾の米国に軍事支援継続を求める見通しだが、溝は埋まりそうにない。

 昨年10月の戦闘開始以来、ネタニヤフ氏の訪米は初めて。ネタニヤフ氏が進めた司法制度改革についても、米国は民主主義の根幹を脅かすとして懸念を示してきた。会談は22日の予定だったが、イスラエル首相府によると23日に変更された。バイデン氏は新型コロナウイルスに感染し、自主隔離している。

 ネタニヤフ氏は24日、米議会で4回目となる演説を行う。前回2015年の演説では、イランとの核協議について「非常に悪い取引だ」と米国を批判し、反発を招いた。今回は民主党の一部議員がイスラエルへの軍事支援に反対し、演説をボイコットする意向だ。

 イスラエルのイタマル・ラビノビッチ元駐米大使は「ネタニヤフ氏の訪米は、米国との関係の強さを国内向けにアピールする機会になる」との見方を示した。ただ、ガザの人質の家族会は「人質解放の合意が先決だ」として訪米に反対している。

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