「痛車」１００台集結、福島でファンら交流…「温泉むすめ」プロジェクトで街おこし

多くの痛車が並んだ会場（２１日、福島市で）

　アニメやゲームのキャラクターなどが車体に描かれた「 痛車 （いたしゃ）」のイベントが２１日、福島市飯坂町の交流施設「パルセいいざか」で開かれた。

　飯坂温泉が温泉地をモチーフにしたキャラクタープロジェクト「温泉むすめ」の一人、「飯坂 真尋 （まひろ）」で街おこしに取り組んでいることなどをきっかけに始まり、今回で４回目。県内外の愛好家が持ち寄った車やバイクなど約１００台が並んだ。ファンらは車の写真を撮ったり、講評したりして楽しんでいた。

　温泉むすめのキャラクターが描かれた愛車で参加した東京都足立区の会社員男性（５２）は「痛車は個人の色が出るのが楽しい。飯坂温泉はサブカルチャーに積極的で、交流も広がる」と満足した様子だった。