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「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に5万6000人熱狂…ホンダ・チームHRCが3連覇

読売新聞 / 2024年7月22日 9時13分

一斉にスタートするライダーたち(21日、鈴鹿サーキットで)=稲垣政則撮影

 オートバイの祭典「鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)」の決勝レースが21日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われた。チームHRC(ホンダ)の高橋巧、ヨハン・ザルコ(フランス)、名越哲平組が、8耐最多となる220周を走破し、チームは3連覇を達成した。高橋選手は史上最多を更新する6度目の優勝を決めて幕を閉じた。2位はヤートヤマハ(オーストリア、ヤマハ)、3位はヨシムラ・サート・モチュール(スズキ)だった。

 3番手からのスタートとなったチームHRCは29周目から首位を独走。2番手とは同一周回での展開が続いた。最終盤にはチームHRCにピットストップの反則もあったが、7・8秒差で逃げ切った。ホンダはメーカー別の優勝回数を30の大台に乗せた。

 高橋選手の個人6勝は、1997~2005年に5勝を挙げた宇川徹選手を上回る記録となった。レース後、高橋選手は「これからもどんどん記録を重ねていきたい。チームがピットワークも含めて良い仕事をしてくれて、チームメートも大変だったと思うが、その成果が決勝で発揮できた」と話した。

 今年はパリ五輪との兼ね合いで8耐の開催スケジュールが早まり、7月19日に開幕した。日本、フランス、ドイツなど6か国から計46チームが参加した。

 21日の決勝は午前11時半から午後7時半までの8時間にわたって繰り広げられた。各チームの選手たちは、難度の高いコーナーとして知られる鈴鹿のコースで、マシンを地面すれすれまで倒し、しのぎを削った。

 大会3日間の観客数は昨年より1万4000人多い5万6000人だった。観戦は2度目という浜松市の小学5年の男子児童(10)は「ライダーが一斉にマシンへ駆け寄るスタートがかっこよかった。音もめちゃくちゃうるさくて、かっこいい」と満足そうに話した。

 会場では、ピットを開放してファンとチームが交流する「ピットウォーク」などのイベントも行われ、盛り上がっていた。

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