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大谷翔平、特大30号は「目視できなかった」…日本開催の来季開幕戦でピッチングに意欲

読売新聞 / 2024年7月22日 13時49分

4年連続の30号本塁打を放ち、取材に応じる大谷翔平(7月21日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで)=帯津智昭撮影

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は21日(日本時間22日)、自身の日本人最多記録を更新する4年連続の30号本塁打を放った。1番指名打者で出場した本拠地ロサンゼルスでのレッドソックス戦の五回、飛距離473フィート(約144・2メートル)で、右中間スタンドを越え、その先の通路まで飛んだ特大の一発だった。

 痛烈な打球はぐんぐん伸びた。右中間スタンド上部にある屋根と、そこに設置された看板の間を通って、通路に飛び込んだ。「見ていたけど、目視はできなかった。どこにいったのか、ちょっとわからない」。打った大谷ですら見失うほどの、場外本塁打に近い完璧な当たりだった。

 大リーグ公式サイトによると、プレー解析システム「スタットキャスト」が導入された2015年以降では、ドジャースタジアムでは15年5月のスタントン(当時マーリンズ、現ヤンキース)が放った475フィート(約144・8メートル)に次ぐ史上2番目の飛距離の本塁打だった。

 「(気分は)良かったですね」と大谷も手応え十分。今後は場外弾を打ちたいかと問われ、「そう願っている。まだチャンスはいっぱい、これから先あると思うので、もっといい打球を打てるように頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。

 この日は、日本開催が決まったドジャースとカブスの来季開幕2連戦についても心境を明かした。「もちろん特別になると思う。カブスも日本の選手が多いので、日本の野球ファンの人にとっても、特別じゃないかなと思う。僕自身は(手術した右肘の)リハビリ明けなので、まずはしっかりと投げられる状態に戻して、開幕を迎えるというのが来年は一番大事なこと」。

 今季は打者に専念しているが、投打の二刀流が復活し、開幕投手として東京ドームのマウンドに上がる可能性もある。それについては、「そのぐらいの信頼感で送り出してもらえるのが一番、自分にとっても自信になるんじゃないかと思う。必ずしもそこを目標にする必要はないとは思うけど、そのぐらいのクオリティーでピッチングができる状態で(開幕を)迎えたい」と見据えた。

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