１０２歳の母親の首を絞め、刃物で刺した７０歳の女を殺人未遂容疑で逮捕…母親は搬送先で死亡

警視庁

　自宅で１０２歳の母親の首を絞めたなどとして、警視庁立川署は２２日、長女で東京都国立市北、無職小峰陽子容疑者（７０）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。母親は搬送先の病院で死亡が確認され、立川署は容疑を殺人に切り替えて調べる。

　発表によると、小峰容疑者は２２日午前６時４０分頃、自宅で母親のフクさんの首をひものようなもので絞めた上、首を刃物で刺して殺害しようとした疑い。容疑を認め、「介護がきつくなった」と供述している。

　小峰容疑者はフクさんと２人暮らしで、事件後に自ら「母親を殺した」と１１０番。駆けつけた立川署員が寝室で倒れているフクさんを発見し、その場で小峰容疑者を逮捕した。室内から凶器とみられる刃物やひもが見つかった。