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新型コロナ感染者増加、「夏に感染拡大が生じる可能性」…厚労省が初の有識者ヒアリング

読売新聞 / 2024年7月22日 20時14分

厚生労働省

 新型コロナウイルスの感染者数の増加を受け、厚生労働省は22日、感染症などの有識者を同省に集め、初のヒアリングを実施した。参加者から、沖縄県など入院調整が必要な地域があるが、医療提供体制は 逼迫 ひっぱくしていないと報告された。武見厚労相は「(過去と同様に)夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」とし、医療機関や高齢者施設などとの連携を徹底する方針を示した。

 コロナの治療費は4月、公費支援がなくなった。軽症・中等症用の抗ウイルス薬(飲み薬)は、自己負担が3割の患者は約1万5000~3万円を支払う。有識者からは、負担軽減策の検討を求める意見が出た。

 また、国立感染症研究所からは、感染の主流となっているオミクロン株の新系統「KP・3」について「(重症化など)リスクが高まっているという知見はない」との報告があった。脇田隆字・感染研所長は会合の終了後、「熱中症とコロナの区別は(患者には)難しい。調子が悪ければなるべく受診をしてほしい」と語った。

 同省はこれまで、専門家による助言機関から感染状況や対策の意見を求めてきた。3月末に助言機関が廃止されたため、今回のヒアリングの場が設けられた。

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