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赤穂市民病院で医療過誤、患者に重度の後遺障害を負わせた疑いで医師2人を書類送検…ドリルで誤って神経損傷

読売新聞 / 2024年7月22日 22時4分

赤穂市民病院(兵庫県赤穂市で)

 兵庫県赤穂市の赤穂市民病院で2020年、手術中に適切な処置を怠り患者に重度の障害を負わせたとして、兵庫県警は22日、脳神経外科の男性医師2人を業務上過失傷害容疑で書類送検した。捜査関係者によると、2人は容疑を否認しているという。

 捜査関係者によると、書類送検されたのは、40歳代の執刀医(2021年8月に依願退職)と手術助手を務めた50歳代の科長。2人は20年1月、70歳代の女性患者の腰椎の手術時、患部を見やすくするための十分な止血などを怠り、ドリルで誤って神経を損傷させ、両足にまひが残る重度の後遺障害を負わせた疑い。

 市民病院によると、執刀医が19年9月~20年2月に行った手術では後遺障害が出るなどの医療事故が8件発生。今回の女性患者の手術については、医療過誤と認定したという。

 市民病院は読売新聞の取材に「捜査段階での回答は差し控える」としている。

 県警は今年5月、今回の容疑とは別に、他の70歳代の女性患者に手術時の過失で後遺障害を負わせたとして、執刀医と科長の2人を同容疑で書類送検していた。

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