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サッカー日本男子、出場チーム唯一の「OAなし」…第1・第2戦の難敵撃破で波に乗れるか

読売新聞 / 2024年7月24日 13時8分

[直前診断]

 パリ五輪に向け、選手たちは日本国内や欧州各地で本番に向けて総仕上げに入っている。メダル獲得が有望な競技を中心に期待度を最終チェックする。

サッカー

 男子は出場16チームで唯一、オーバーエージ(OA)枠を使わず、23歳以下の選手だけで臨む。フル代表の23歳、久保建英(レアル・ソシエダード)や21歳の鈴木彩艶(パルマ)らも招集できなかったが、五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯優勝メンバーが18人の大半を占め、連係面に不安はない。

 主将の藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)を軸にしたボールを保持するスタイルが強豪相手にどこまで通用するか。1次リーグ初戦は南米予選を1位で通過したパラグアイ、第2戦では3月の強化試合で完敗したアフリカのマリとぶつかる。この2戦で勢いに乗れれば、上位進出も見えてくる。

 女子の「なでしこジャパン」は1次リーグ初戦で世界ランキング1位のスペインといきなり顔を合わせる。昨年のワールドカップ(W杯)では優勝したスペインに対し、1次リーグで日本が4―0で快勝している。

 日本はW杯後、3バックだけでなく4バックにも挑戦し、戦術の幅を広げている。W杯得点王のMF宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)が故障から復調し、五輪本番で本領を発揮できるかどうかがカギを握る。20歳のFW浜野まいか(チェルシー)は直近の国際試合で2戦3得点とブレイクの予感を漂わせる。

 12チームで争う女子は、1次リーグ3位まで準々決勝に進む可能性がある。1位で突破すれば、準々決勝では他の組の3位チームとの対戦となり、3大会ぶりのメダルがぐっと近づく。(林田晴樹)

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