漫画「キャプテン翼」新シリーズ、ウェブ連載スタート…下書き段階の「ネーム形式」で

　人気サッカー漫画「キャプテン翼」の新シリーズの連載が、２３日からウェブサイト「キャプテン翼　ＷＯＲＬＤ」で始まった。新作は、作者の高橋陽一さん（６３）の体力などを考慮し、下書き段階の「ネーム形式」で行うという。

　「キャプテン翼」はサッカーの天才・大空翼を主人公に、仲間やライバルたちの成長を描いた物語。コミックスの全世界でのシリーズ累計発行部数は９０００万部超。高橋さんは今年４月、体力の衰えなどから「漫画家引退」を宣言していた。

　今回、高橋さんは「物語を残すことだけに集中すれば、頭の中にある最終回までの構想を残せるかも」と考え、ネーム形式での連載を始めることになったという。将来的には電子版のみで刊行を予定している。

　連載は毎週火曜更新。ウェブサイト「キャプテン翼　ＷＯＲＬＤ」のアドレスは、https://captain-tsubasa.world/

　また、２４日からは東京・日本橋三越本店で「キャプテン翼原画展」も開催される。８月５日まで。