最終メダル予想で日本の「金」は北口榛花や江村美咲ら１３個…２７個の東京五輪から大幅減

バスチーユ広場に設置されている五輪のシンボルマークの前で写真を撮る人たち（１９日、パリで）＝守谷遼平撮影

　米データ会社「グレースノート」は２３日、五輪開幕を前に最終のメダル予想を公表した。日本は金１３、銀１３、銅２１の計４７個で、過去最多の５８個だった２０２１年東京大会を下回ると予想している。

　金メダル候補は、陸上では女子やり投げの北口榛花（ＪＡＬ）、男子２０キロ競歩の池田向希（旭化成）。体操は男子の団体総合に加え、橋本大輝（セントラルスポーツ）が個人総合と種目別鉄棒で。レスリングは女子５０キロ級の須崎優衣（キッツ）、５３キロ級の藤波朱理（日体大）、５７キロ級の桜井つぐみ（育英大助手）が挙げられた。

　フェンシング女子の江村美咲（立飛ホールディングス）、スケートボード女子の開心那（ＷＨＹＤＡＨ　ＧＲＯＵＰ）も金。柔道は男子６６キロ級の阿部一二三が連覇するものの、妹で女子５２キロ級の阿部詩（ともにパーク２４）は銀と予想された。

　国・地域別では米国が金３９を含む計１１２個で最多。中国、英国、フランス、豪州と続いて日本は６位と予想されているが、実際の結果は果たして――。（田上幸広）

◇金メダル予想の日本勢
・陸上北口榛花　女子やり投げ
・陸上　池田向希　男子２０キロ競歩
・フェンシング　江村美咲　女子サーブル
・フェンシング　日本　男子フルーレ団体
・体操　橋本大輝　男子個人総合
・体操　橋本大輝　男子種目別鉄棒
・体操　日本　男子団体総合
・柔道　阿部一二三　男子６６キロ級
・柔道　日本　混合団体
・スケートボード　開心那　女子パーク
・レスリング　須崎優衣　女子５０キロ級
・レスリング　藤波朱理　女子５３キロ級
・レスリング　桜井つぐみ　女子５７キロ級