ビッグ４の一角・アンディ・マリーが引退へ、パリで最後…オリンピック連覇

ウィンブルドン選手権の男子シングルスで英国選手として７７年ぶりに優勝したアンディ・マリー（２０１３年７月７日撮影）

　【パリ＝平地一紀】テニスの男子シングルスの元世界ランキング１位で、五輪で２０１２年ロンドン大会、１６年リオデジャネイロ大会と２連覇を達成したアンディ・マリー（３７）（英）が２３日、自身の公式Ｘ（旧ツイッター）で、パリ五輪を最後に現役を引退する意向を表明した。

　マリーは「私にとって最後の大会となる五輪に向け、パリに到着した。英国のために競技をする日々は、自身のキャリアにとって最も印象的なものになっている。最後の機会を迎えられることを非常に誇りに思う」とつづった。

　マリーは四大大会の男子シングルスで、英ウィンブルドン選手権で２度、全米オープン１度の計３度優勝している。近年はけがに苦しみ、思うような成績を上げられていなかった。