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熊本・人吉市の中学校で罰としてプールサイドをはだしで走らせ、21人やけど

読売新聞 / 2024年7月23日 19時9分

 熊本県人吉市の市立第一中で19日、生徒26人が水泳の授業中にプールサイドをはだしで走らされ、うち21人が足裏にやけどとみられる症状を負っていたことがわかった。一部の生徒が授業に遅刻したため、男性体育教諭が連帯責任として指示していた。21日までに5人が医療機関を受診し、うち1人は個人競技で出場予定だった同県中学校総合体育大会を棄権したという。

 同校によると、教諭は19日午前、見学者5人を含むクラスの全員26人に対し、一部遅刻者の連帯責任として25メートルプールの周囲を5周走らせ、さらに準備運動と称して2周走らせたという。プールサイドは樹脂製で、当日の最高気温は34・2度に達していた。

 授業後、女子生徒2人が足の痛みを訴えたため、確認したところ、計21人に水ぶくれなどのやけどが疑われる症状があった。教諭は別のクラスの授業でもプールサイドを走らせたことがあったという。

 同校は19日、症状が重いと判断した5人の家庭を訪問して謝罪。21日にクラスの保護者説明会を開き、経緯を説明したという。西一喜校長は「不適切な指導だった。おわびしたい」としている。

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