８月は平年より高温の見込み、「ラニーニャ現象」で９月以降も残暑厳しく…３か月予報

気象庁

　気象庁は２３日、８～１０月の３か月予報を発表した。太平洋高気圧の影響などにより厳しい暑さになる見通しで、期間中の平均気温が平年より高くなる確率は、北日本で６０％、東日本と西日本、沖縄・奄美で７０％。同庁は熱中症対策の徹底を呼びかけている。

　同庁によると、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、８月は平年よりも高温となる見込み。秋にかけて、南米ペルー沖の赤道付近の海面水温が基準より低くなる「ラニーニャ現象」の発生が見込まれ、この影響で９月以降も残暑が厳しくなるとみられる。