ラグビー代表・エディーＨＣ「方向性は間違えていない、大きな伸びしろがある」…当面は新戦力発掘

６～７月の日本代表活動について述べるジョーンズＨＣ

　ラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ（ＨＣ）が２３日、東京都内で記者会見し、６～７月の代表活動について「方向性は間違っていない。チームには大きな伸びしろがある」と総括した。

　日本はイングランドやイタリアに完敗を喫するなど、テストマッチは３戦全敗。テストマッチではないマオリ・オールブラックス戦は１勝１敗だった。

　ジョーンズＨＣは、２０歳のＦＢ矢崎（早大）を全５試合で先発させるなど、代表経験の浅い若手を多数起用した。指揮官は「新しいチームを作るには若い力が必要。トップレベルの試合がかけがえのない学び、糧になる」と語り、当面は新戦力の発掘に力を入れる考えを示した。日本は８～９月、パシフィック・ネーションズ杯でカナダ、米国などと対戦する。